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執筆者の写真Aya Sato

【まちゼミ】もったいない精神で、古民家の良質な材木をおしゃれなカッティングボードに生まれ変わらせる


ヤマカツ工房で「カッティングボードづくり」開講!(山内 克支さん)



おしゃれなカフェやバルでよく見かけるカッティングボード。木のボードに乗っているとスイーツやステーキもグレードアップしたように見えますよね。


そんなカッティングボードを、解体した古民家から出てくる上質な木材を使用して作っている方がいます。飛騨金山で建築業を営む山内克支さんです。


歴史的に古くから木材産地として、名を馳せてきた飛騨地方。この地域の古い民家には、大黒柱や床の間などに、欅や栗など良質な木材がふんだんに使われています。しかも長い時間をかけて自然乾燥された古材は強度を増し、伐採から100年程で最高の状態になります。ところがこうした木材は、通常であれば家が解体された後には焼却処分されてしまう廃材です。


「良いものが使われているのに、ゴミになってしまうのはもったいない」そうした想いから山内さんは上質な古木材の再利用の取り組みとして、数年前から仕事の傍カッティングボードの製作を開始しました。「木がそのまま燃やされてしまうのは可哀想に思えて、1本の大黒柱から、1枚でも2枚でもカッティングボードとして切り出すことができれば、その木の分身が残ります。」との想いで製作に向き合っているそう。


古い木材の目やフシを生かしながら、1枚1枚丁寧に自然の素材を生かしたボードの形を切り出していきます。1枚のカッティングボードを作り上げるにも、手にしっくり馴染んで引っ掛かりがない、その状態まで何時間もかけて丁寧にやすりで磨き上げます。納得いくまで磨きをかけたら最後に、米を原材料とする石油溶剤を使っていない舐めても安全な木材塗料「キヌカ」を塗って完成。





今回のまちゼミでは、こうした上質な木材を利用したおしゃれなカッティングボード作りを体験することができます!自分で作りたい形を決めたらカット、やすりがけ、自然塗料での塗装を経て完成です。オリジナルでおしゃれなカッティングボードで、ぜひお家や日々の食卓に彩りを取り入れてみてはいかがでしょうか。





まちゼミ開催概要


◆カッティングボードづくり

開催日  10月2日(土)10:00〜12:00

10月2日(土)13:30〜15:30

10月9日(土)10:00〜12:00

10月9日(土)13:30〜15:30

会場 ヤマカツ工房/下呂市金山町中切1931-2

対象: 15歳以上。親子参加もOK

持ち物: タオル・軍手・お茶

材料・教材費: 500円(材料費)

定員: 1講座あたり2名、または2組(2人1組)

講師: 山内 克支

予約: 9月18日(土)からお電話にてご予約ください

   090−3303−3655(山内 克支)


 

ヤマカツ工房


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