道の駅「ぬくもりの里温泉・かれん」で養殖場見学と日帰り温泉
(桂川 裕俊さん)
道の駅「ぬくもりの里温泉・かれん」は、宿泊施設と温泉、そして本格的な和食レストランを備える、飛騨金山唯一の道の駅です。下呂温泉にも引けをとらないまろやかな泉質の飛騨金山温泉、腕利きの職人さんが心を込めて作る季節を味わう懐石や定食が自慢。
そんな道の駅「かれん」では、全国でも珍しい養殖に取り組んでいるんです!5年前に、トラフグの養殖を始め、冬季限定だったフグ料理を通年提供できるように。そして、2年前からクルマエビの陸上養殖に取り組んでいます。今回お話を伺ったのは、代表の桂川裕俊さん。桂川さんによるとクルマエビの陸上養殖は全国でも唯一なんだとか。通常、海の中に生簀を作り養殖を行うエビの養殖ですが、温泉水を利用した人工海水で養殖を行うのは全国でも珍しい取り組みです。
今回のまちゼミでは、この内陸県ならではの陸上養殖施設の見学と、温泉ソムリエの指導のもと、日帰り温泉の入浴が体験できちゃうんです。最近よく聞くようになった温泉ソムリエ。様々な効能のある温泉ですが、あなたの抱えている悩み(肩こり・冷え性・腰痛など改善したい症状)によって、いろんな温泉の活用の仕方があったり、高齢者の方にもより安全に入浴によるリスクを軽減して安心して入浴していただける方法もあります。
正しい入浴法を学んで、ぜひあなたの体や悩みに合った入浴法を見つけてくださいね!
養殖施設では、今年のゴールデンウィークに全長1~2mmの稚エビ1万匹を、館内の生簀で飼育を始めました。エビの養殖も3年目、まだ商品化には至っていませんが、8月の時点で大きい個体は全長10cm程までに成長。これが成功すれば普通に仕入れれば値の張るクルマエビを、手頃な価格で提供できるようになると、桂川さんは意気込んでいます。
養殖は試行錯誤の連続。昨年の夏には暑さでエビの大半が死滅してしまったことも。
「やっぱり生き物なので、毎日毎日1日も休みなく水の状態を管理したり、餌をやったり試行錯誤で飼育に向き合っています。養殖に取り組むには相当の覚悟が必要ですが、皆さんに喜んで欲しい」と桂川さんは話してくれました。このまま順調に成長すれば11月くらいには、食べれるようになるとのこと。今年の晩秋~冬にかけて道の駅「かれん」にクルマエビのメニューが並ぶかもしれません!
料理と温泉が自慢の道の駅ならではの今回のまちゼミ。「日帰り旅行気分で楽しんでもらえたら」とのこと。この秋、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
まちゼミ開催概要
◆車えびの陸上養殖ととらふぐの飼育見学ならびに温泉入浴体験
開催日:10月2日(土)13:00~15:00
10月8日(金)13:00~15:00
10月15日(金)13:00~15:00
10月23日(土)13:00~15:00
対象:どなたでも
持ち物:入浴される方はお風呂セット持参(備え付けのシャンプー・ボディソープあり)
定員:1講座あたり5名
会場:道の駅「ぬくもりの里温泉駅かれん」/岐阜県下呂市金山町金山911-1
予約・お問い合わせ:9月27日(月)からお電話にてご予約ください
090-8678-0391(受付時間11:00~15:00(日曜・木曜休み))
道の駅 ぬくもりの里温泉駅かれん
住所:岐阜県下呂市金山町金山911-1
営業時間:9:00〜20:00
定休日:木曜日
お問い合わせ:0576-32-4855
日帰り温泉
営業時間:11:00~20:00(19:15最終入場)
入浴料:大人450円
宿泊
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