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  • 執筆者の写真Aya Sato

【体験記】働きながら暮らす2週間の田舎生活

更新日:2021年8月22日

下呂ふるさとワーキングホリデー参加者インタビュー!




「ふるさとワーキングホリデー」って聞いたことありますか?

地方で働きながら地元の人との交流や学びを通じて、地域の暮らしを体験してもらおうという取り組みです。下呂市もこの数年「下呂ふるさとワーキングホリデー」という2週間の地域滞在プログラムを実施してきました。


このふるさとワーホリを使って、早稲田大学4年の福元康平くんが、下呂市金山地区にある一般社団法人ひがし村で働いています。春からは大手企業に就職するという福元くん。

そんな彼がどうして下呂に来たのか、またひがし村ではどんな仕事をしているのか、ふるさとワーホリの魅力についてインタビューしてみました!




Q:どうしてワーキングホリデーに参加したのですか?


大学生最後の夏休みを田舎で暮らしたいと考えたからです。

僕は東京の大学4年生で、これまで授業をきっかけに色んな地方に訪れて活性化事例などを勉強していました。実際に島根県の海士町という自治体でも3度ほどワーキングホリデーに参加していました。東京とは全く違った時間が流れていて、ともに同じ時間を過ごした他の参加者と毎日笑い合って生活していました。

そんな田舎での非日常的生活が忘れられない一方で、純粋に他の地域も見てみたいという想いでワーキングホリデーの募集自治体を探していたところ、聴き馴染みのある「下呂」という土地や仕事内容に惹かれてここを選びました。





Q:1日の流れは?


本当に日によって流れは様々です。今は飛騨金山の東地区にあるボルダリングジム併設のゲストルームで滞在していて、そこを拠点に色んな仕事先で働いています。例えばトマト農家さんが働き先の日は、朝の6時から仕事をするので5時くらいに起床します。そこでは収穫や草刈り、出荷などを体験させてもらっています。

休憩を挟みながらおおよそ12時には仕事を終えて、そこからは自由時間です。部屋に戻って昼寝をしたり、昼ごはんを作って食べたり、ドライブに連れて行ってもらったりします。

夜には帰ってきて、またご飯を自分で作るか地元の人と外食に行きます。暮らしているボルダリングジムは22時まで営業しているので、それまでは静かに自分の部屋で過ごし、22時を過ぎるとオーナーさんと夜な夜なゲームをして、しばらくしたら就寝という流れです。


仕事がない日は朝はゆっくり寝て、下呂の市街地や地元の地域おこし協力隊の方々のところへ連れて行ってもらっています。地域の人と触れ合う機会が多く、とてもいい刺激をもらえます。





Q:生活してみて感じる下呂でのワーキングホリデーの魅力は?


まずなんと言ってものどかで過ごしやすいです。山に囲まれて近くには川が流れている。川では魚釣りができるしオオサンショウウオもいるみたいです。僕は運転していないのですが、信号もほとんどなくて渋滞もないので車移動は快適だと思います。都会では味わえない自然の豊かさを満喫できると思います。

また、とても積極的な活動を行う人が多いという印象です。例えば隣町の馬瀬地区では、地元の食材のみを用いて作った「馬瀬バーガー」を開発して売っている元々シェフをされていた方がいらっしゃいます。また、古民家を買い取り自分でリノベーションしてゲストハウスを開こうとする方や近くのダム湖でカヤックツアーを行う方など、面白いことに主体的に取り組む方が大勢いて、お話ししてみるととても学びになります。

他にも新規就農を積極的に受け入れているなど、いわゆるよそ者の力をとても活用している印象です。そういった人たちがずっと地元に住んでいる人と化学反応を起こしてより魅力的な街になっていくと思います。


仕事自体も、僕はトマト農家のみならずカヤックツアーのインストラクターや情報発信、空き家の調査などやりたいと言ったことをなるべく叶えようとしてもらえています。





Q:最後にひとこと


なんとなくで参加した下呂のワーホリでしたが、本当に参加して良かったと思っています。まだもうしばらく期間があるので、もっと地域の人と触れ合ったり、やりたい事を全部やり切って帰りたいです。そしてこれだけ楽しませてもらえたからこそ、何か地域へも貢献したいと思っています。都会の生活にうんざりしていたり、非日常を経験したい人に強く参加をお勧めします!




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